過払いが消滅する時期

過払い金とはグレーゾーン金利であなたに貸していたお金に対して起こっている現象はここまでの説明でご理解頂いたかと思います。
過払い金に対して利息がついています。
あまりこの内容を知っている人は少ないのですが、万が一にでも、サラ金業者が倒産でもしたら、あなたの正当なお金とこの利息までもが無くなってしまいます。
過払い金には年5%の利息が付加されます。
例えば、ローンに過払い金の元本が100万円あるなら、1年あたり5万円の利息がつきます。
そして過払い金100万円が発生していることに気付かないまま5年経過したとすると、その間に25万円もの利息がついたことになります。
過払い金に利息がつく事は、日本の法律で決められている事です。
過払い金は、民法でいうところの「不当利得」に該当します。
民法704条に「悪意の受益者は、その受けた利益(不当利得)に利息を付して返還しなければならない」と言う事が書かれています。
悪意の受益者とは、「法律上の理由がないことを知っていながら、利益を得た者」のことを指します。
サラ金業者はお金を貸すのが仕事ですから、利息制限法の制限利率を越えた部分は無効であり、利息を受け取る権利がないことを当然のごとくに知っています。
それにも関わらず、サラ金業者は受け取る権限のない利息までも受け取り、これにより莫大な利益を得てきたのですから、まさに悪意の受益者であると言えます。
このような理由で、サラ金業者に請求する過払い金には「悪意の受益者」としての利息が付加されることになります。
しかし、無条件でサラ金業者が悪意の受益者であるかと言うと、そうでもありません。
そのサラ金業者がみなし弁済の適用要件を満たしていたかどうか等を検討した結果でなければ悪意の受益者のレッテルを張る訳にいかないのです。
サラ金業者が悪意の受益者で無いと判断されてしまえば、過払い金に利息を付ける必要がないと言う事になります。
そして、過払いの請求が出来る期間は、最終取引から10年間です。
それ以降は時効により消滅します。
長期間、サラ金業者からお金を借りていたり、または完済はしていたが、カードが手元にあり解約の手続きがまだの場合は時効になってしまえば全て戻ってはきません。
早い行動が必要になります。
詳しい相談は弁護士や司法書士といった専門家のアドバイスを仰いだ方が良いと思います。
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